写真:プノンパゲン
プノンパゲン(Phnom Bakheng)はアンコール・ワット遺跡の北西に位置するプノンパゲン山の頂上にある。
丘上ピラミッド式の遺跡であるプノンパゲンはヤショーヴァルマン一世がヤショーダラプラの都の中心として建造した寺院。
プノンパゲン山は、アンコール三聖山と呼ばれ
高さは60mほどしかないが、自然の丘を利用し
た急勾配の参道を登ることになる。
中央から、真っ直ぐ頂上に向かっていく道は、
「危険要注意」とあり、とても登れる状態では
ない。
また、象に乗って登ることも有料でできる。
山に登ると、樹海に埋もれたアンコール・ワットを
はじめ、満々と水をたたえた西バライまで見下ろす
ことができる。
ここでは、アンコール遺跡群のなかでも最も高い位
置からアンコール地域の全体像を見渡すことができ
るのだ。
夕方になると夕日を見ようと観光客がどんどん集ま
ってくる。
樹海に埋もれていく夕日はとても幻想的だ。
写真:プノンパゲン