写真:西メボン(West Mebon)寺院
西バライ (West Baray)は、アンコール・トムの西に位置する。
スールヤヴァルマン一世により造られ、東西約8km、南北約2kmもあり、とても人造とは思えないほどの貯水池。
貯水池の中心には、西メボン(West Mebon)寺院がある。
Google Map (グーグルマップ)などで、空中か
ら見ると、この遺跡のすごさがよくわかる。
広大な貯水池には、いったい何が沈んでいるの
だろう。
西バライから出ているボートで西メボンまでは
行くことができる。(料金:10USドル前後)
西メボンは、遺跡そのものはほとんど崩壊してしま
っている。
しかし、バプーオン寺院と同様式の美しい彫刻や、
周囲に巡らされていた回廊などが部分的に残ってい
る。
また、プノンペンの国立博物館に収蔵されている
「横たわるヴィシュヌ神の胸像」が発見された古井
戸も残っている。
周囲の貯水池を見ると、たくさんの遺跡が沈んでい
る。
写真:西メボン(West Mebon)回廊
西メボンへは、西バライのボート乗り場か
ら約10分ほどで行くことができる。
ボートは主に10人前後は乗れるエンジンボ
ートで子供たちだけで操縦する。
動画の映像はデジタルカメラで撮影したた
め、画質はよくないが、子供たちがボート
を操縦して西メボンまで連れて行ってくれ
るところ。