タイマイは、ウミガメ科タイマイ属に分類されるカメ。タイマイ属は本種のみの構成。
甲長は50センチから、大きい個体は1メートルを越えるのもいる。体重30キロから70キロぐらいまで。
頭部は細長く、吻端が尖る。
椎甲板や肋甲板の後部が、その後ろにある甲板の前部と重なる。肋甲板は左右に4枚ずつで縁甲板の後縁は鋸状に尖る。
背甲の色彩は黄色で、黒褐色の斑紋が入り、サンゴに擬態していると考えられている。
日本では甲板が鼈甲細工の原料とされていた。
開発による生息地の破壊、漁業による混獲、甲板や食用の乱獲などにより生息数はどんどん激減している。
日本は世界各地から大量に本種の甲板を輸入し、1975年にワシントン条約が発効してからも本種の甲板の輸入を続けていた。
そのため、国際社会からの批判が大きく、1993年に本種の甲板の輸入は禁止されている。
撮影地 慶良間諸島 儀志布島
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