エメラルド寺院(ワット・プラケオ)から東方面に10分ほど歩くとワット・スタットテープワララームという仏教寺院があります。
残念ながらエメラルド寺院(ワット・プラケオ)に入れませんでしたので地図をたよりに行ってきました。
なかに入るとエメラルド寺院(ワット・プラケオ)は観光客でいっぱいだったのに、こちらは誰も(僕だけ??)いませんでした。
ワット・スタットテープワララームは、一般にはワット・スタットという略称で呼ばれています。
ラーマ1世が新たに建設されたバンコクに大仏をおこうと考え、1807年に寺院は着工を開始し、同時にスコータイから水路を使ってブロンズ製のシーサーカヤームニー仏を運んだそうです。
礼拝堂は入り口部分が前に飛び出しているラッタナコーシン様式です。
礼拝堂の屋根の平には、エーラーワン象(アイラヴァータ)に乗るインドラがデザインされています。


この礼拝堂の本尊はシーサーカヤームニー仏といい、1808年にラーマ1世自らがこの大仏を運ぶ指揮をとったと言われています。
道中、ラーマ1世は重い病気にかかっていたと伝えられ、本堂に仏陀が設置された後、数日後に亡くなられたそうです。
