タイの南部、マレーシアとの国境の手前にあるスンガイ・コーロク。
マレーシアへの行き来の途中に経由する場合がほとんどで、町自体はあまり大きくない。
すぐ南がイスラム教徒のマレーシアのため、ここスンガイコロクにはイスラム教徒の人々が多い。
バンコクから南下する鉄道路線はタイの最南端になるスンガイ・コーロク駅が終点になる。
スンガイコロクの治安はあまり良いとはいえない。
以前には同時爆弾テロがあったらしい。
2007年12月31日に町のディスコ、ホテルなど5カ所
で同日に爆弾が爆発。
タイ陸軍では27人が負傷したと発表。
新年を祝う観光客、住民らを標的にしたとみられる。
年末年始にはマレーシアからの観光客が多かった。
軍は、イスラム教徒が多数派のタイ南部3県の分離
独立を狙うイスラム武装勢力の犯行とみているらし
い。
現在でも、スンガイ・コーロク駅や町の周辺などで
は軍が検問をしていたり、警備を行っている。
撮影地 タイ スンガイ・コーロク