ワット・スタットテープワララームはタイのバンコクにある仏教寺院。
一般にはワット・スタット寺院と呼ばれる。
ラーマ1世が新たに建設されたバンコクに大仏をおこうと考え、1807年に寺院は着工を開始し、同時にスコータイから水路を使ってブロンズ製のシーサーカヤームニー仏を運んだとされている。
礼拝堂は入り口部分が前に飛び出しているラッタナコ
ーシン様式。
礼拝堂の屋根の平には、エーラーワン象(アイラヴァ
ータ)に乗るインドラがデザインされている。
この礼拝堂の本尊はシーサーカヤームニー仏といい
1808年にラーマ1世自らがこの大仏を運ぶ指揮をと
ったといわれている。
道中、ラーマ1世は重い病気にかかっていたと伝えら
れ、本堂に仏陀が設置された後、「設置された。私の
仕事は終わった。」といい、その数日後に亡くなって
しまった。
撮影地:タイ バンコク